【こんな症例も治ります シリーズ311】 犬の急な発咳(せき) も適切な診断と治療で治ります。

 

 

参照サイト:

https://bit.ly/2od2Bwp

 

 

犬 去勢オス 6歳

 

今回は【急に咳が増えてきた】と来院されました。

 

■ 以前から稀に咳は出るものの、本格的な検査と治療までは行っていませんでした。

 

■ 今回は急に咳が増えてきたため、レントゲンを撮ると肺(気管支)に広範囲の炎症が見られました。 もし、肺炎が起こっていると命に関わるため、入院治療が必要な重大な病気になります。

 

■ 今回は血液検査結果を踏まえ、より重篤な肺炎ではないと判断し、通院でのネブライザー治療と内服薬を始めました。

 

■ そうすると、すぐに効果が出始め2回3回と治療する中でほとんど症状が無くなっていきました。

 

■ 入院は動物さんにとっても負担が大きいものになります。 そのため、最初の検査で重症になりうるものを適切に除外して診断し、治療計画を立てていく必要があります。

 

■ 今後もしっかりとした診断の上、動物さんの負担を減らせるような治療を心掛けたいと思います。

 

獣医師 冨田浩平

Page Top